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LOVE PSYCHEDELICO [奥山和由プロデューサー日記]

今日はたった一言。LOVE PSYCHEDELICOのKUMIさんが映画を観てくださって、映画「TAIZO」を100万人に伝える会に入会して下さいました! 署名はサイトに今日中にアップします(No.1770 )。ロバート・デ・ニーロからLOVE PSYCHEDELICOまで、と何かが起こりそうな予感! あっ、そうだ。もう一言。アンコールワット遺跡での「TAIZO」上映、決まりました! 泰造さんの命日、11月29日にアンコールトムにスクリーン張って上映します。皆さん、もしよろしければ、カンボジアまでいらっしゃいません? 多分、かなり幻想的。あっそれから、この日「TAIZOコミュニティ」も完成の予定です。監督の中島さんが「現地の子供たちや村人たちとの交流の場を作ることで、泰造さんの足跡を残したい」と約3年にわたって努力してきたものです。当初は、小学校を作るプランもありましたが、継続的なケアと確実な心の交流を考えるところから、泰造さんがずっと宿泊していたレストラン(映画「TAIZO」のなかで、ファミリーで子供の頃の泰造の思い出を語っている、あのレストランです)に彼の部屋を再現(TAIZO ROOM)と、写真をかざったコミュニティフロアを作ることになりました。そこでは、定期的に日本語教室も開ければと思ってます。あっそうだ、もうひとつ、この時期、現地・アンコールワットで11月25日から一ノ瀬泰造写真展も開催されます。今日は以上。


2006-08-22 12:36  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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現在朗読練習中です [奥山和由プロデューサー日記]

お久しぶりです。山崎です。

朗読演出担当になりました!(一緒に宇野も担当しています)
なので、途中経過をご報告。

実際に読む役者さんは宇野がMIXIで募集した結果、かなりの人数が集まりました。ありがたいことです!
その中から3名こちらで選ばせて頂き、今日も集まって練習していました。

練習はもう3日目になります。
皆さんとっても話しやすくて良かったと・・・!
いえ、最低限はちゃんと気を使っているはずですが!
話の糸口を焦りながら探し、喋らなければいけないような気の使い方をしなくても良い人達だったので一安心です。

今日は練習場所が国分寺のG大だったのですが、皆さん甲子園決勝見ましたか?!
そう、早稲田実業は国分寺にあります。
駅で待ち合わせだったのですが、TVカメラがやたら多い!
歩いてG大に向かう途中に丁度、早実の校舎があるのです。
すごいですね、局のあの特有の車がずらーっと並び、祭りのような浮ついた空気。
私はリアルタイムで見ていたのですが、とってもいい試合でしたね。
試合が終わった直後に国分寺に行ったので、その興奮冷めやらぬ初めての国分寺の姿を見ました。
街が一体になってふわふわとしていました。

その中を通り抜けて、G大での練習です。
校舎がとても「大学」らしくて、いい雰囲気でした。
(ムサビは変な建物が多いのです。変といっても現代建築、というかんじですが)
年季が入っていて、うまい具合に汚れていて。
汚れというのは悪い意味じゃないです!
この校舎の薄暗さと歴史的に汚れている様を見て、ドラマが1本撮れそうだとかんじてしまいました。
セットではなかなかできない「汚し」です。

プロの役者というのはどうしてこんなに器用なんだろうと思います。
私は高校時代演劇部で役者をしていましたが、演出に(言葉で)叩かれても叩かれても、どうやっても、なかなかうまくいかないことの連続でした。
しかし、やっぱりそれを仕事にしていく人は違うんですね。
私が「これじゃない。こうしてくれ!」という言葉を素直に飲み込んで、表現してくれるんです。

それを調整して調整して。

ちがう、ちがう、ちがう、あ、それですそれ!今のが良かった!
では忘れない内にもう一度。
・・・ん?さっきの方が良かったですね・・・。

これの繰り返しです。
まさに3歩進んで2歩下がる世界。
じりじりと前に進んでいきます。

明日はアップリンクでの打ち合わせです。
何か見落としがありそうで不安になるのはいつものことですが・・・
何もないといいなと思います。


2006-08-21 23:55  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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熱望に応えて! また夏にTAIZOに会える!! ~映画『TAIZO』+『TAIZO展』+<TAIZO 手紙の朗読> ~ [最新情報]

2005年7月31日から8月27日まで約1ヶ月間、渋谷UPLINK FACTORYで公開されました映画『TAIZO』がおかげさまで大盛況を博し、引き続きアンコール上映を重ね、再び8月28日(月)から9月22日(金)まで3週間にわたる上映を行います。映画『TAIZO』の上映に加え、上映前に<TAIZO 手紙の朗読>を併演し、併設のUPLINK GALLERYでは、一ノ瀬泰造が実際に使っていた戦場の血が染み込んだヘルメットやブーツ、下駄や衣服などや、母や友人に宛てた手紙などを初めて展示する『TAIZO展』を開催します。<TAIZO 手紙の朗読>と『TAIZO展』は、本期間中のみとなりますので、是非お見逃しなく!!

 

日時:(映画 96分+手紙の朗読 約20分)

9月21日(木)         17:00~

     22日(金)   16:00~

8月28日(月)19:30~、8月29日(火)19:30~、9月13日(水)17:00~、9月15日(金)16:00~、

9月21日(木)17:00~、9月22日(金)16:00~は、<TAIZO 手紙の朗読>は併演しませんので、ご了承ください。

 

■前売り¥1400/当日¥1600

(前売券は、UPLINK FACTORY劇場窓口、電子チケットぴあ、プレイガイドにて絶賛発売中。

   もしくは、チームオクヤマにて前売予約を受付中。

   メール予約 uplink@taizospirit.com【日時/枚数/お名前】 or 電話予約03-5758-5200まで)

 

◆場所:渋谷・UPLINK FACTORY(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F

   TEL: 03-6825-5502 (詳細:http://www.uplink.co.jp/factory/

 

○映画『TAIZO

製作 奥山和由、監督 中島多圭子、声 坂口憲二、主題歌 森山良子、音楽 深町純

70年代、激動のインドシナ半島へ単身飛び込んでいった若き戦場カメラマン一ノ瀬泰造「もし、うまく地雷を踏んだら、サヨウナラ!今から、同居している多勢の子供たちを撮ります」26歳の誕生日を迎えたばかりの泰造は友人にこう宛てた手紙を残し、アンコールワットへ単独潜入。その9年後、両親により遺骨が確認された。当時を知る友人・知人や仕事を共にした仲間の証言、息子の写真集を制作しようとする母、信子さんの姿、彼の愛したカンボジアの人々・風景…3年間の緻密な取材と、残された2万コマのフィルムから生まれたのが、一ノ瀬泰造の素顔に迫る珠玉のドキュメンタリー映画『TAIZO』である。主題歌を願い出てくれたのは歌手・森山良子さん。彼女も『TAIZO』に心を打たれた1人だ。親が子を抱きしめるような優しい歌声が映像を包み込みこの映画のもう1つのテーマとも言える母の愛を鮮やかに想起させる。

 

映画「TAIZO」オフィシャルサイト

http://www.teamokuyama.com/taizo/

 

問い合わせ:映画「TAIZO」事務局 uplink@taizospirit.com (TEL 03-5758-5200 


2006-08-18 10:19  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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武雄へ [奥山和由プロデューサー日記]

お久しぶりです。武蔵野美術大学の宇野江利子です。

8月7日、佐賀の武雄に行ってきました。そうです。泰造さんのご実家です。

東京を出ること約8時間。泰造さんのご実家に辿り付き、チャイムを押し、泰造さんのお母様、信子さんにお会いした瞬間は本当にもう、感動の一言でした。

今回なぜ、武雄に行ったかというと、実際信子さんに会って、泰造さんを感じられたら、という思いがまず私たちの中に強くあったためです。そこで代表して、私、宇野と、宮武、下川の3人でお邪魔することになりました。

信子さんは快く私たちを出迎えてくださって、泰造さんに関する色々な話をしてくださいました。戦場カメラマンとしての泰造さんのお話から、小さい頃、学校で先生に怒られた話まで。一人一人の目を見て熱心に、貴重な話をしてくださり、胸が熱くなりました。

そしてたくさんの資料もみせてくださいました。泰造さんが撮った写真はもちろん、泰造さん自身が映っている写真をまとめたアルバム、そして、泰造さんが実際に書いた、多くの手紙もみせていただきました。それらを手にとって驚きました。薄っぺらい紙なのに、表も裏も、びっしり文字でうめつくされているのです。そして、その荒く書かれた文字たちの間には誤字をぐしゃぐしゃと塗りつぶしたあともたくさん。泰造さんはきっと、信子さんに伝えたい言葉で溢れていたんだ、と思いました。何年も前に、遥か離れた異国から届いた文字は、今も体温を残しているようで、ただただ、その手紙を手にし、圧倒されてしまいました。

手紙。

手紙というものを強く考えさせられました。インターネットや携帯電話が普及した昨今、手紙という媒体は需要を減らしつつあると思っていました。けれど、手紙でしか伝わらないものがあるって、今回の旅で、泰造さんの手紙を手にして強く思ったのです。文字の向こうにみえる、その文字を書いた、その「人」の部分です。何か、けれど確実に、その人の内面が熱を帯びて宿っているように思いました。

泰造さん直筆の手紙をみせていただき、強く感動を覚え、信子さんの家を後にしました。

今回のこの旅の映像は8月の28日からの渋谷UPLINKで行われる上映の朗読企画がある時に限って、短く編集したものを少しだけ観ていただこうと思っています。私はこの映画「TAIZO」を特に私のようなまだ若い世代の方々にみてもらいたいって思っているんです。本編「TAIZO」とは別に、20代の私たちがみて感じた泰造さん、そして泰造さんと信子さんの手紙での絆を、この私たちの旅の映像と、朗読企画で感じていただけたら、と思っています。

本当に強い気持ちを持って佐賀まで旅をさせていただきました。この想いを受け取ってくださる人がいたら、とても嬉しいです。

 


2006-08-09 03:12  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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初恋の女性に会わせる! [奥山和由プロデューサー日記]

例によって私事ですが、あることがあってこの数日間、生まれてこの方、記録的に気分は最悪でした。もう何もしたくないし、出来ない状態。でも今、気合を入れて方向を180度切り替えました。こんな時こそ、何らかの夢に向かって突き進むべきだ。なるべく無理難題の多い目標を探して、自分を夢中にさせねば。そう思いたって周りを見渡すと、やっぱり「TAIZO」です! 思えば、本当に長い間、この映画にはこだわって来ました。何故と言われると、完全な答えは見つかりません。ただ、自分と向き合うための意地というものは、確実にあったと思います。監督の中島さんですら、私のこの映画に対するこだわりを、リーズナブルなものとは受け止めてもらえませんでした。しかし、いつの間にかこの「TAIZO」で明確な結果を出すことなく、またいで先に進むことが出来なくなっていたのです。それは、その前の数年間の映画製作が影響していると思います。浅田次郎原作の「天国までの100マイル」など、数本のプロデュースをしながら、自分のなかに思い込みの手ごたえを感じられなくなっていたのです。プロデューサーは映画作りを生活のための仕事にしてしまった段階で「終わり」です。そして、あえて思い入れ強く「クラッシュ」を監督しました。しかし、これも自分を思い込ませるのに、いつの間にか強い意識が必要になっていました。当然無理があったのでしょう。映画の展開としては、腰砕けだったと思います。その頃から、俺はこんなもんだったかな?という自問自答がはじまりました。映画作りは恋愛と同じだと思います。少なくとも自分にとってはそうです。惚れるということがすべてです。そこから思い込みが生まれ、価値創造につながるのです。間違いなく、私はこの「TAIZO」という映画に惚れています。この映画の魅力は色々と語ることはできます。が、一言に集約すると、不器用で一途という言葉になります。この映画に手練手管というものはありません。生まれた姿そのまんまという感じです。それは監督・中島多圭子さんのキャラクターでもあります(失礼!)。そして、この映画から、夢に向かってひたすら走る青年への中島さんの愛情が素直に感じられます。そのことになんだかホッとするのです。

こう書いていて、ふと思い出したことですけど、先日、中島さんの御紹介で、お会いしたカンボジア在住のフランス人の方が、やはりこの映画に惚れていて、アンコールワットでこの映画を上映しないかと勧めてくださいました。アンコールワットのゲートにスクリーンを張ることが出来るそうです。素晴らしいアイデアだと思いました。「TAIZO」を、彼が見たくて仕方がなかった、触れたくて仕方がなかった、アンコールワットで上映することは、泰造の魂を、初恋の女性に会わせるような錯覚を覚えるものです。あの幻想的なアンコールワットに泰造の姿が浮かび上がるところを私も是非見てみたい! あの泰造の歌声を彼の「さくら」の歌をアンコールワットで聴きたい!

こう書いているうちに決めました。このプランをなんとしても実現したい。映画のラスト近く、泰造について井川さんも言ってました。「初恋の女性にふられたうぶな青年のよう」と。そのうぶな「TAIZO」を初恋の女性に会わせるのです。当分の間は、この実現に夢中になることにします。


2006-07-18 11:32  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(1) 
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壁だらけです。 [奥山和由プロデューサー日記]

営業の山﨑です。ご無沙汰しております。

なんだかブログの書き方一つにも見方が分かれて面白いんだか大変なんだかと思ってます。
フランクな書き方が親しみやすいのか、もしくはそれが学生の分際で偉そうに、となるのか。
でもやっぱり自分のしっくりくる書き方の方がいいかなと思うので、このまま行きます。

前回書いた大学上映、本当にどうにもこうにもならず、結局T大、O大、M大3校で絞って進めて行くまでにとどまりました。
外部から企画を持ち込むのはやっぱり難しいですね。
メールだと返信が来なかったり、検討しますといって返事がなかったり。
でも3校でも(可能ならです。まだ決定ではないので)楽しめるものを作っていこうと思っています。

MIXIって皆さんご存知でしょうか。
招待制ソーシャルネットワーキングの一つなんですが、自分のページに日記が書けるんです。
そして他には色々なコミュニティがあり、それに参加するとそのコミュニティの掲示板に書き込めるようになります。

実は先日、7月25日の上映に皆来てね!という日記を書いたのです。
それから、映画TAIZOコミュニティに参加してる人たちを見てみようと、色々な人たちのページを覗いていたんですね。
そうしたらなんと4人の方から直接メッセージを頂いたのです!
ありがたいありがたい。
実際にちゃんと興味もってくれて、コンタクトをとろうとしてくれる方もいるんだな、と感動しました。

MIXIには「足跡機能」というものがあって、誰がいつ自分のページを見たかという記録が見られるんです。
見に来た人のページに飛ぶこともできます。
この機能がうまく働いたんですねー。
今まで私は「足跡機能は絶対必要なし!」とか言っていたんですが、撤回ですね;


2006-07-17 15:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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遅れましたが、、、 [奥山和由プロデューサー日記]

デザイン担当の中川です、、、中川 亮と申します。
どうもです。
さて、今回の「TAIZO」興行にあたってのデザインの担当をさせて貰ってます。
しかもリーダーです。

日記。まず日記とは何なんだ。
人に見せる為のものと、自分の秘密地味たものをそっと留めておくもの。
後者のほうが元来の日記として機能していたのだと思うけど、最近のネット事情がそうはさせない。他者に公開出来るものとして「日記」は変わりつつある。。。のかもしれない。
いろいろ形はあるけれど、今回はその中間的な方向で行こうかと思う。

さて、デザインと言っても「立体」やら「平面」があるらしくて、チラシのデザインとはどうやら「平面」に属するようなものであるらしい。

「映像学科」のボクは戸惑う。
グループのメンバー(自分を含め4人)で集まって話し合うのだが、なかなかに決まらない。
皆、学んでる分野と違うだけに、今回の作業はどうも上手く進まないのだ。
何故だ? 自分を含め、メンバー相手にまず、どうしてデザインを選んだのか問いただす。

「うーん、楽しそうだったから」
「チラシという媒体に興味が湧いたから」
........
....
..
成る程。やはりそうか。デザインと言う言葉の魔力に惹かれたのだ!!
果たして、(DTP)デザイン初心者達の挑戦は始まった!!


2006-07-05 18:12  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
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「さくら」の2番 [奥山和由プロデューサー日記]

昨夜、急に思いたってスタンリー・キューブリックを追うドキュメンタリーを観た。2年程前に購入したものの、何だかつまらなさそうの嫌な予感にさいなまれ、放置状態だったが、ついに観た。きっかけはむし暑さだ。クーラーも調子悪く、寝苦しい。ふと「時計じかけのオレンジ」のポスターの主人公の顔がサブリミナルのようにうかんだのだ。その時が訪れたと、DVDに見入った。導入部はなかなか。キューブリック・フリークの3人の青年が、わずかな資金でドキュメント映画を作ろうと一念発起。そして取材依頼の電話をする。「自分はそんなに興味がないんだが、どうしてもインタビューをしたいという友人がいて」恐る恐るスタートを切る。皆、異口同音に言う。「やめとけ、気難しすぎる奴だから」なんとか本人に会おうとするが・・・キューブリックはトム・クルーズ主演の映画を遺作になくなってしまう(ここまでで約20分)。そこからは、ひたすら延々と関係者のインタビューが続く。だんだん退屈してくる。眠気がおそってくる。本人に会えなくなった時点でこの作品は終わりだろうと、ケチをつけながら眠気と戦う。もう、いよいよ、という時、我を忘れて画面にくぎづけになった。あの「時計じかけのオレンジ」の主人公、マルコム・マクダウェルがあのどうしようもないパワフルな不良が、ヨボヨボの老人となり、インタビューに答えている。暴力とSEXのかたまりの様な奴が、こんなになってしまっている。ショックだ。しかも、彼のコメントは、キューブリック批判。「細かく演技に注文をつけすぎて息苦しくなり役者を生かすことの出来ない奴」とか言っている。それも弱弱しい声で。許せなかった。美人女優が年をかさねるよりも、不良性感度良好な男が年月をすごすことの方が、難しい。やはり松田優作はすごかった。改めて、それを再認識してしまったのだ。と思っているうちに、あっ気なく、映画は終わる。正直言って、やはりつまらなかった。キューブリックの存在、空気が感じられないのだ。考えてみると、彼の姿はもちろん、彼の映画も全く出てこない(スナップがあるが)。再現でもいいから、見せてよという感じ。よくドキュメンタリーでは再現映像は、卑怯な手法と言われるが、それすらないと凄いフラストレーションを感じる。それからキューブリックの生の声、肉声がないことも空気を確認出来ない大きな理由だ。声は姿以上にその人の人となりを伝える。だから電話は感情が伝わりやすい。その声が全くないと、キューブリックの感情のひだに触れることができない。だから、このDVDは人にすすめられないという結論に到ってしまったのだ。

ところで、「TAIZO」には、一ノ瀬泰造自身の肉声がある。それも「さくら」を歌っている。しかも2番まで。あれを映画で声の出演をしている坂口憲二の歌声と間違う人がほとんどのようだが、まぎれもない泰造本人の歌声だ。これがまた上手すぎる。

またところで、皆さん「さくら」の2番の歌詞、ご存知ですが? 知らない方、是非「TAIZO」をご覧になって下さい。


2006-07-03 09:13  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(1) 
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初めまして [奥山和由プロデューサー日記]

こんばんは、初めまして。武蔵野美術大学の宇野江利子と申します。今回はネット担当ということになったのですが早速このブログを書くに当たってログインに相当てこずりまして先行きが不安です。。

 私の話をさせていただきますと、小学生の頃でしょうか。我が家にPCが来てからというもの、インターネットの欠かせない日々を送り続けているのですが、当時と比べ物にならないほど昨今の世の中はインターネットが普及して一般化してきたなぁ、と常々実感しています。だからこそ、ネットでの宣伝というものがとても有力になるのではないかと!

 そういった考えの下ネットでの宣伝展開を考えているところです。代表的なものでは、ご存知の方も多いかと思いますがソーシャルネットワーキングサイトのmixiというサイトで、何とかこの映画「TAIZO」を広めることができないものか、と思っています。最近そのサイト内で「TAIZOを広めよう」というコミュニティをつくりましていろいろな方に入っていただいて、皆でアイディアを出しながら皆で広げることができたらいいなぁ、と思っています。しかし・・現在コミュニティの会員人数13人。。ぜひぜひ興味を持たれた方は入ってください!!

 そして私は今携帯サイトを作ろうと奮闘中です。記憶の片隅に追いやられつつあったhtml言語の数々をなんとか引っ張り出してかたちにしたいと思います。早く公開できる用努力して参ります!

 また頻繁に更新しようと思っておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 


2006-07-01 18:00  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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自己紹介2人目! [奥山和由プロデューサー日記]

こんにちわ、同じくムサビの営業担当山﨑千恵です。

ブログで映画売り出しの裏話を書いたら面白いんじゃないか。
言いだしっぺが私です。

言いだしっぺのくせにもんの凄くドキドキします。
裏話がテーマなのに、どこまで裏話していいのか悩みどころですよね。
むしろどこからが表でどこからが裏なのか・・・。
しかし今の所は表も裏もないようなチマチマした作業をしております。
営業部で分担して企画書作成中です。

宮武から100大学上映の話が出ましたが、大学祭の企画〆切は今が旬なんです。
旬といっても良いものではなく、〆切に間に合うか間に合わないかギリギリのボーダーラインなわけです。(既に締め切っている大学も多いです。)
とりあえず都内にしぼって色々な大学にモーションをかけるべく、電話をかけたり、実際に訪れてみたり。
しかし。
そんなにうまく行くわけはなく、今日もK大に電話をかけたら速攻で玉砕です。
はっきりと凹みます。

今の所、大学祭というのは外部からの持ち込み企画に対して、厳しい?
というのが印象です。
それはもちろん、そこの生徒が主体になって動くものだから当然だとは思うのですが。

1校でも許可が出ればそこが突破口になるとはかんじるのですが、そこに辿り着くまでが長いですね。

では出口の見えないこの辺で、失礼します!


2006-06-29 22:57  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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